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  • ビートルズを演奏する時に気をつけているところ。

     

    こんばんは。渋々ニューヨークに旅立ったマスタービーツの綾部です。

     

    久しぶりのブログですが、今日は、THE  MASTERBEATS(マスタービーツ)がビートルズの演奏をする際に気をつけているところを挙げてみます。

     

    色々なビートルズバンドは全国に数えきれないほど存在しますが、それぞれのバンドに色やビートルズへの解釈があっていいと思います。

     

    あくまでも、THE  MASTERBEATS(マスタービーツ)が気をつけているところ。ということで誤解されないようにお願いします。と言いながら誤解されても全然イイですがww

     

    まず、一番気をつけているところは、

     

    ■ライブ感

    です。ビートルズは、1966年にライブ活動を辞めるまでは「ライブバンド」であり、当時のパワフルなライブ演奏を再現できるように気をつけています。ビートルズがライブ演奏した曲はもちろんですが、ライブ演奏していない曲は、「ライブで演奏したら、こんな感じじゃないかな??」と想像しながら演奏しています。僕らも年を取り、初期のビートルズナンバーを歌うことがきつくなってきましたが、フルパワーで歌うようにしています。アルバムの再現も大事ですが、「アルバムを再現する。」とだけ思いながら演奏すると、「ライブ感」がまったく無くなっちゃいますから。

     

    ■演奏ボリューム

    これも、「ライブ感」に近いことですが、よくジョンレノンパートのギターが小さ過ぎて聞こえないバンドをよく見かけます。ジョンレノンのサイドギターはビートルズサウンドにとても重要な要素だと思うのですが、「サイドギター」ということでどうしてもボリュームを下げちゃうんですかね?プレイヤーだけの問題ではない場合もあり、PAさんが下げちゃうこともよくありがちです。

    THE  MASTERBEATS(マスタービーツ)では、まず、箱の大きさや、PAのパワーに合わせてドラムのボリュームを決めて、そのボリュームに合わせて、ベース、サイドギターのボリュームを合わせる。そして最後にリードギターのボリュームを合わせる。という流れにしています。すると、ジョンパートのギターもちゃんと聞こえる演奏になると思います。

     

    ■マイクバランス

    基本は、全員同じボリュームに合わせています。アルバム版では、コーラスはミキシングされているので、パートのボリュームの大小はありますが、ライブでこのボリューム調整をするには、ビートルズ博士的なPAさんしか出来ません。

    ビートルズを知らないPAさんにマイクバランスをしてもらうと、こんな事になります。

     

    ・知っている曲は、メインボーカルを上げる。

    ・知らない曲は、前の曲のままのマイクバランスでメインボーカルとコーラスが逆になる。

    ・リンゴが歌う曲が少ないので、リンゴの曲が始まってもマイクがオフのまま。

    ・誰がどこを歌っているのか分からなくなり、最後はぐちゃぐちゃになる。

     

    というオチです。

     

    もうひとつは、オーケストラやピアノのボリュームもビートルズを知らないPAさんがやると、いつも「小さい」のがパターンですね。。。

     

    ということで、THE  MASTERBEATS(マスタービーツ)では、マイクボリュームバランスは全員フラットにしています。が、それでも動かしちゃうんですよね。。。PAさんって。。。

    僕らもマイクワーク(マイクのオンオフ)を習得しなければいけないのですが。。。

    ビートルズのコーラスワークでは、ジョンのサイドギターと同じで、ジョージの低音コーラスが効いているんですよねー。プレイヤーのボーカルボリュームにもよりますが、ジョージのマイクボリュームには特に気をつけています。

     

    ■歌詞を憶える

    THE  MASTERBEATS(マスタービーツ)では、歌詞や楽譜を含めて、絶対に譜面台は置きません。歌詞を憶えることも「楽しみのひとつ」だと思っていますし、ビートルズの演奏は歌詞カードを見ながら演奏できるような甘いものではありません。

    歌詞を見ながら歌うと、演奏が抜けます!、楽譜を見ながら演奏すると、歌詞が抜けます!w

    練習スタジオでもステージでも歌詞を憶えていない曲は演奏しません。

     

    ■ボーカル

    日本人の特性とも言える「コブシ」を回さないように気をつけています。「コブシ」を回すとうまく聞こえるのですが、同じ音程で長く歌うことはとても難しいんです。伸ばすとどうしても音程が下がってくる。ここを3人が下がらずに歌えれば、ビートルズっぽいコーラスワークになります。

    僕らも全然出来ていませんが、練習スタジオでは重点的にやるところです。

    あとは、コーラスの入りの音程。自分の歌い出しの音程を探りながら的な感じで入るのではなく、瞬時にその音程で歌い出す。というところです。

    ビートルズのコーラスは「静と動」がクッキリしています。

    シングルボーカルが、いきなりドーン!と3声コーラス!というところを再現したいんですねー。これもかなり難しいところですが。。。。

    また、「バックコーラス」という概念を無くして、全員が「メインボーカル」という気持ちで歌っています。

     

    ■テンポ

    ビートルズの微妙なテンポ。頭の中でのテンポと、音源のテンポはかなり違うことが多いです。初期ナンバーはビートルズもライブで走りまくっていましたが、ポール曰く、「テンポが違うと別の曲。」と言ってライブアルバムの発売ができなかったそうです。深い。。。。。

    特にビートルズがライブで演奏していない中期以降の曲のテンポは、アルバムのテンポだけなので、そこはかなり気をつけています。

    「思ったより、早い。思ったより、遅い。」それがビートルズテンポです。

     

     

    他にも気をつけているところはたくさんありますが、今日はこの辺りで。

     

    精進します!

     

    バーン!!!!!!!!!

     

  • 最近の若いやつは。。。。

     

    「最近の若い奴は。。。」と言っているオヤジが嫌い。

     

    若い奴に言わせれば、「最近のオヤジ達は。。。。」

     

    あんな悪徳エゴな政治家ばかりだったら選挙も行かないよなー。。。。。。。

     

     

     

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