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初心忘れるべからず

こんにちわ。暑くなってきましたね。。芸能界に復帰したマスタービーツのベッキーです。

 

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今日は、「ことわざ」について。

 

「初心忘れるべからず」ということわざがありますが、今、崖っぷちの東京都知事、舛添さんも「初心」はあったはずだと思います。

 

「初心忘れるべからず」の意味合いとして、

 

「物事に慣れてくると、慢心してしまいがちであるが、はじめたときの新鮮で謙虚な気持ち、志を忘れてはいけない」

 

というのが、一般的な解釈ですが、本当の意味というか、言葉は、室町時代にさかのぼり、「能」を広めた、世阿弥(ぜあみ)の言葉だったようです。その言葉は、、

 

「しかれば当流に万能一徳の一句あり。 初心忘るべからず。この句、三ヶ条の口伝あり。是非とも初心忘るべからず。時々の初心忘るべからず。老後の初心忘るべからず。この三、よくよく口伝すべし」

 

。。。。。。。ちょっと難しいですが、解釈によれば、世阿弥が言う、「初心」とは、「物事を始めた時の情熱的な気持ち」ではなく、「初心者の頃のみっともなさ(なにもできない)」ということらしいです。

 

なるほど!! ということは、芸を磨いて一人前になっても、芸を始めたころの情熱や志ではなく、なにもできなかった自分を忘れるな。ということなんですね。

 

舛添さんに「初心忘れるべからず」と言うのは間違いなんですね。

 

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舛添さんは、エリート街道を突っ走ってきて、国会議員までなって、それから東京都知事になってるんです。で、東京都知事として不祥事を起こした訳ですが、舛添さんの「初心」は、北九州で貧しかった時代までさかのぼらないといけないんですねー。。。

 

舛添さんは、若くして助教授になって、政治家としての道を歩んで、「慣れ慣れ」になった状態で東京都知事になってしまったんでしょう。。

 

人間というのは、すぐに「慣れる」生き物だし、苦しかった事や悲しかった事は「忘れてしまいたい」と思うのは当然だし、「心地がいい」と思うものに突き進んでしまうのも当然だと思います。

 

ただ、国や都市の運命を預かる政治家は、それじゃぁ、「駄目」なんですよね。。。。舛添さんに関しては、初回の記者会見が不味かったですね。最初から、「公私混同してました。すみませんでした。」「ホテルも家族旅行です。」と言っておけば、ここまで大事にならなかったはずです。「公用車は動く知事室なんです!」「ホテルで会議しました。」とか子供でも分かるような嘘を言うからー。。。やっぱり、「勉強ができる」のと「頭がいい」というのは別物ということでしょう。

 

もうひとつ、私の中で確立論的に確定したのが、「政治家は嘘つき。」です。最近、前東京都知事の猪瀬直樹さんがよくテレビとかに出てますが、結局、あの話はどうなったんだろう。。。「猪瀬さん、他人事と思って油断すんじゃねーぞ!!!」

 

話はバンドの話になりますが、我ら、マスタービーツは、16年前に「ルーフトップコンサートをやろう!」ということで、「マージービーツ」として活動を始めました。で、すぐに「ゲットバック」とか、「ドントレットミーダウン」をいきなりやろうとしたのですが、まったく「あの感じ」が出ず、結論に至ったのが、ビートルズと同じ道を歩まないと、後期の曲なんかできない!ということで、「ラブ・ミー・ドゥ」から始めたんです。

 

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結成当時のマージービーツ(2000年くらい)

 

16年経って、やっと「マジカル・ミステリー・ツアー」辺り。。。。(ゲット・バックとかもやってはいますが、バンドとしてそこ辺りという意味)

 

最近やり始めた夢の曲、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」を演奏している時は、「あの頃は何もできなかったのに、今はストロベリーとか歌ってる。。。」と思いながら歌っています。

 

これが、正に、「初心忘れるべからず」ということなんですね!

 

ビートルズを演奏するというところでは、「初心」は一生忘れないと思うのですが、他のところではどうなのか。。。。

 

みなさんも何かが出来るようになった時は、「出来なかった頃」を思い出してみてください!!

 

最近、ブログに舛添さんの出演率のクセがすごい!!!!!!!

 

バーン!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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