こんにちわ!大舞台を前に、スイッチャーが壊れてしまい、なおかつ資産125億円を使い果たしてしまったマスタービーツのチャーリーシーンです。
2016年9月9日世界同時発売された、ビートルズ唯一のライブアルバム、「ザ・ビートルズ: ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル(The Beatles at the Hollywood Bowl)」を本日聴いてみました!
2016年9月9日世界同時発売!と言っても、1977年に発売された、アナログ盤(邦題:ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ!)のデジタルリマスター・リミックス版。
リマスター・リミックスを担当したのは、ザ・ビートルズのプロデューサーだったジョージ・マーティンの息子、ジャイルズ・マーティン。ビートルズの子息はまだ分かりますが、関係者の子息まで仕事になるという、、、恐るべしビートルズビジネス!w
1977年に発売された当時のジャケットはこれ。
今回のジャケットは、これまた2016年9月22日に公開される、ザ・ビートルズのライブドキュメント映画「EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years」のタイアップ(広告)ジャケットになっているという、ちょっと「ん??」という感じがしました。まぁ、もともと、映画に合わせてのリリースだったので仕方がないですが、個人的には、1977年のジャケットデザインで発売してほしかったなぁー。。。
で、重要なのは、中身!!
収録曲は、
1 Twist & Shout / ツイスト・アンド・シャウト(1965年8月30日)
2 She’s A Woman / シーズ・ア・ウーマン(1965年8月30日)
3 Dizzy Miss Lizzy / ディジー・ミス・リジー(1965年8月30日/1965年8月29日——1曲にエディット)
4 Ticket To Ride / 涙の乗車券(ティケット・トゥ・ライド)(1965年8月29日)
5 Can’t Buy Me Love / キャント・バイ・ミー・ラヴ(1965年8月30日)
6 Things We Said Today / 今日の誓い(1964年8月23日)
7 Roll Over Beethoven / ロール・オーバー・ベートーヴェン(1964年8月23日)
8 Boys / ボーイズ(1964年8月23日)
9 A Hard Day’s Night / ア・ハード・デイズ・ナイト(1965年8月30日)
10 Help! / ヘルプ!(1965年8月29日)
11 All My Loving / オール・マイ・ラヴィング(1964年8月23日)
12 She Loves You / シー・ラヴズ・ユー(1964年8月23日)
13 Long Tall Sally / ロング・トール・サリー(1964年8月23日)
14 You Can’t Do That / ユー・キャント・ドゥ・ザット(1964年8月23日——未発表)
15 I Want To Hold Your Hand / 抱きしめたい(1964年8月23日——未発表)
16 Everybody’s Trying To Be My Baby / みんないい娘(1965年8月30日——未発表)
17 Baby’s In Black / ベイビーズ・イン・ブラック(1965年8月30日——未発表)
【引用】http://www.universal-music.co.jp/the-beatles/news/2016/07/20_release/
サウンドは、もちろん「クリア」になっているのですが、すぐに分かるのが、「ドラムの音がデカイ!」。
プロデューサーがジャイルズ・マーティンになってからのもっとも特徴的なところですね。リンゴに賄賂をもらっているのか??と思うほどw 彼はドラムを強調しますね。
ライブアルバム的には、そこは「良し!」なのですが、残念なのが、ジョン・レノンのギターの音が極端に小さい。。。。。。。
ハリウッドボウルでのライブのブート音源を聴くと、ジョンのリッケンバッカー325ギターが「ギャンギャン!」鳴っているのですが、だいぶ小さくされてしまっています。恐らくですが、この辺りは、「アルバム版」のサウンドに寄せられたのかな?と思います。ジョン・レノン役の私としては、ちょっと残念なところです。
この現象は、ライブハウスでもよくあるんですよねー。。。。PAさんがどうしても「アルバム版」しか知らないので、音をそっちに寄せてしまうというか。。。まぁ、私もビートルズのライブを「生」で見たことは無いのですが。。。
そりゃ、そうですよね。ザ・ビートルズの公式ライブアルバムは、これしか出てないんですからね。。。。いくら「ビートルズ好き」でも一般の人は、そこまで追っかけないですよねww
今回の映画と、ライブアルバムのプロジェクトは、そんな人達に、「ザ・ビートルズはライブバンドだった!」という事実を認識させる為のプロジェクトだと思っています。
特に日本人は、「日本公演」のライブしか見たことが無い人が多いので、「ビートルズは演奏が下手。」というイメージがあるので、いい機会だと思いますねー。(まぁ、たしかにあれだけを見ると。。。)
結論!!!!ライブアルバムはやはり「臨場感」だと思います。「クリアな音」と、「臨場感」というのは別物という事です。
あくまでも個人的な感想ですが、こっちの方がいいです。
※スマホでは見れないかもしれません。
聴き比べると、今回のアルバムは、「軽い」感じがしますね。感じ方は人それぞれですが、ライブアルバムなんだから、「ヘビー」にして欲しかったなぁ。。。。。。。
ちなみに、1977年のアルバム発売は、「曲のテンポが速い。」という理由でポール・マッカートニーは、発売しないで欲しいと言っていたらしいです。ポール曰く「テンポが違うと、別の曲。」と。深いですが、演者としてはちょっと分かります。
いろいろと偉そうに感想を述べましたが、、、、、このアルバムでもライブの臨場感は十分出てますよ!!ザ・ビートルズのライブ音源を聴いたことが無い人は、体感してみては???(感想が二転三転してますがw)
後は、映画「EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years」に期待します!!!!!!!!!!
バーン!!!!!!!!!
※あくまでも個人的な感想です。