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ジョン・レノンが綴った怒りの手紙がオークションに出品!!

この度、アメリカ合衆国の大統領に当選してしまった、マスタービーツのドナルド・トランプです。

 

久しぶりのブロギングですが、こんなニュースが!!

 

「ジョン・レノン、ポール・マッカートニーとリンダへの怒りを綴った手紙がオークションに」

 

とりあえずは、内容から、

 

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「親愛なるポールとリンダに

僕は君たちの手紙を読んで、どんな中年の不機嫌なザ・ビートルズ・ファンが書いたものだろうと思ったんだ。それを明らかにしようと手紙の最後のページを見ようとするのをじっと我慢してたよ。クイニー? スチュアートの母親? クライヴ・エプスタインの妻? アラン・ウィリアムズ? なんてこった、それがリンダだったんだよ!

 

君は本当にマスコミが僕や君の支配下にあるなんて考えてるのか? そんなことを考えてるの? 自分を何様だと思ってるんだろうね。『独善的な人は自分が誰を傷つけているのか分かっていない』だって。僕とヨーコが一緒になって以来、君や君の言う『親切で自己中心的でない』友人に僕らがどれだけの仕打ちを受けてきたかを君に分かってもらいたいね。それは時々狡猾なものだったかもしれないし、僕は『ミドルクラス』だとでも言うべきだったのかね。まあ、そんなに頻繁じゃなかったけどさ。僕ら二人は何度か『そうしたことを気にもかけなかった』し、二度も君を許してるよね。だから、少なくとも君だってそうすることはできたんだよ。君は気高い人間だね。リンダ、僕の言うことを気にしないなら、黙っててくれよ。ポールにでも書かせたり、なんでもすればいいじゃないか。

 

大英勲章について僕はどう考えてるかを訊かれて、覚えてる限り最高のものだと言ったんだ。そして、僕は少し身悶えしていたのを覚えてる。君はそうじゃなかったかな、ポール? それとも、僕はそうだと疑ってるんだけど、まだ勲章なんてものを信じてるのかな? 君が同じように許してくれるんなら、僕もザ・ビートルズを勲章なんかに促したことを許すよ。『自分自身に正直に、大切にする』ためにね! くそったれ、リンダ、君はザ・ビートルズの本なんて書いてないだろうな!!!

 

僕はザ・ビートルズのことを恥ずかしくは思ってない(僕がすべて始めたからね)。でも、バンドを大きくするためにやった一部のクソみたいなことは恥ずかしく思ってるんだ。僕はみんなも、程度はあれそう感じていると思っていたんだけど、明らかに違うみたいだね。

 

君は本当に現在の芸術の多くがザ・ビートルズのおかげで生まれたものだと思ってるのか? そこまでバカだなんて信じられないよ。ポール、君もそう信じているのかい? 信じるのをやめたら、目がさめるよ! 僕らはいつもムーヴメントの一部だって話してただろ。すべてじゃない。もちろん、僕らは世界を変えた。でも、挑戦してみて、それに従っただけだ。ゴールド・ディスクを外して、投げ捨てろよ。

 

『5年後になって僕も違った人間として振り返った』ことについてジンおばさんみたいなことを言わないでくれよ。今起こっていることが見えないのか! 当時、今知っていることを僕が知っていたら、君たちが要領を得ない感じに見えただろうね。

 

申し訳ないけれど、もし僕が自分の喋りたいことを話すために『ビートルズとしての自分』を使うのだとしたら、そして、連中がザ・ビートルズについて訊いてきたら、僕はそれに答えるよ。そして、ジョンとヨーコとしての自分をできるだけ獲得するんだ。ポールについて訊いてきても、僕は答えるよ。いくらかパーソナルなことでも知ってるからね。君が信じてくれようと信じてくれなかろうと、僕は正直に答えようとしてるんだ。そして、連中が使うのは間違いなく興味をそそるところだからね。僕は君の夫を不快になど思ってない。彼のことは可哀想に思ってるよ。ザ・ビートルズが『極めて素晴らしい人々』であることは僕も知ってるからね。僕もその一員だったんだけどさ。まあ、ザ・ビートルズは誰よりもろくでなしでしかなかったんだけどね。だから、いばるのを止めてくれよ。だってさ、僕らはこの1年の新しい活動のなかで、ザ・ビートルズの全期間を通してよりも知的な興味というのを持つことができたんだ。

 

最後に、僕がザ・ビートルズを脱退したことを誰にも言わなかったことについて、ポールとアラン・クラインはその日1日をかけて、言わないほうがいいと説得してきたんだ。僕に何も言わないように頼んできたんだよ。だって、『ザ・ビートルズが傷つくから』ってね。それで『なかったことにしていこう』ってね。覚えてるかな? だから、マッカートニー夫人、君のケチで狭量な倒錯的考えのなかにそのことを入れておいてもらえないかな。あの最悪な野郎は僕に黙ってるように頼んできたんだ。もちろん、お金の視点は重要だよ。僕ら全員にとってね。特に君の常軌を逸した義理の両親から生まれてきたケチな奴にとってはそうなんだろうけどさ。ポールよ、神が汝を救い給え。2年後に会おう。僕はその時には君が離婚してると見込んでるんだ。

 

こんなこともあるけれど、二人を愛してるよ。僕ら二人から。

 

追伸:僕に対して送ってきた手紙について言っとくと、おとなしいもんだったな」

 

引用:NME japan :http://nme-jp.com/news/29510/

 

 

と、まぁ、お怒りの様子。。。

 

これは、ポール&リンダが、ジョン&ヨーコに書いた手紙の返事の手紙です。

 

NME japanサイトでは、

 

「この手紙はジョン・レノンとオノ・ヨーコがアメリカへと発つ直前に書かれたもののように思えます。何ヶ月、何年にもわたる、ザ・ビートルズの解散をめぐっての2人の男の激しいライバル関係が描かれています」

 

とありますが、ジョンがポール&リンダからの手紙を受け取ったのは、恐らく1969年位の解散直後くらいだったと記憶しています。

 

※この話の詳細は、この本に書いてあります。オススメの本ですよ!

 

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【ザ・ビートルズ 解散の真実】

 

 

ポール&リンダの手紙の内容は、ヨーコに対する人種差別的な内容(この当時はまだ敗戦国の国民に対して強い差別があった。)と、「ジョン!目を覚ませ!」的な内容で、しかもポールとリンダが直接ジョンのポストに投函したとか。。。。

 

そして、この手紙の返事を約2年後の、1971年(日付けがないので定かではありませんが、、)に書くという。。。相当、根に持っていたんでしょうね。。。

 

もしくは、手紙をもらってすぐに出しているのかも。。。

 

内容を見ると、ジョンは逆に、「ポール!目を覚ませ!」的な内容です。詩人でもあるジョンレノンがこんな文章を書くのも驚きでしたが、最後の文章で、最初にジョンレノンがザ・ビートルズを脱退した事が書いてあるのも歴史的な文面です。

 

一般的には、「ポールが脱退してビートルズ解散」というイメージですから。。。ポールは「ジョンが脱退したから、僕も辞める。」という気持ちだったということです。これは、【ザ・ビートルズ 解散の真実】でも語られています。

 

しかし、、、あれですね。。。。。バンドの解散理由に、「女性」が絡むことが多いですね。。。。特に男女混合のバンドは長続きしない。。

 

女性は、男性に与える影響力が強いんですよね。男4人でやっているようなバンドでも、結婚したり彼女ができたりすると、自分では気づかない「変化」が生まれ、他のメンバーが「変化」に戸惑ってしまうというか。。歯車が合わなくなるというか。。。

 

バンドって、どこかしら「男社会」的な部分があるんですよね。バンドをやっている人なら、女性でも理解できると思いますが。。。田嶋陽子さんみたいなバンドをやったことが無い人からは、「性別差別」とか言われそうですが、、、w

 

売れっ子のバンドでも、「女性」を優先して、「バンド」を捨ててしまうんですから、「愛」って凄いパワーですね。

 

今回の内容は、ジョン&ヨーコとポール&リンダのお話ですが、「外野」であるメンバーのジョージとリンゴは相当戸惑ったでしょうねー。

 

手紙の最後に、、、

 

追伸:僕に対して送ってきた手紙について言っとくと、おとなしいもんだったな」

 

というのは、ジョンっぽくていいですね。

 

まぁ、ジョンと、ポールは幼馴染で、「兄弟」のような関係だったので、まだ「愛」は残っているみたいですが、ヨーコとリンダの関係は薄いですからね。

 

ジョンが「ポールはリンダと2年くらいで離婚する。」という予言は外れ、その後、1974年に、ジョンのパーティーにマッカートニー夫妻は訪れています。

 

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これがその時の写真ですが、この時はジョンとヨーコは別居中で、ヨーコはこの場に居なかったんですねー。

 

それが、ジョンとマッカートニー夫妻が「和解」できた原因かも。。。。。。。。。。

 

というお話でした!!!

 

バーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!

 

 

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